
さて今回は中国医療でお馴染みのツボがEDにも効くのか?ということについて調べてみました。
ツボとは、古代中国で二千年以上前に誕生した鍼灸医学から生み出されたもので、ツボ(経穴)をお灸や針によって刺激することで体調の調整、諸症状の緩和を図るものです。一般的には肩凝りなどの筋肉の緊張(コリ)をほぐしたり、血流改善の効果が期待されます。
ではEDにも効くツボは存在するのでしょうか?
どこにEDに効くツボがあるの?
筆者が調べたところ、EDにも効くツボは多数存在するようです。その中でも比較的簡単に刺激できそうなツボをいくつかご紹介したいと思います。
三陰交(さんいんこう)
足首にある三陰交(さんいんこう)は精力アップの代表的なツボ。足の内側のくるぶしから指4本分上にあります。親指でツボを押して刺激しましょう。上体を反らすとより効果が高まるそうです。三陰交を刺激することで副交感神経が高まる効果が得られ、勃起力の改善が期待されます。
八りょう穴(はちりょうけつ)
男女問わず生殖機能に絶大な効果を与えるツボが八りょう穴(はちりょうけつ)。このツボは、背骨と尾てい骨の間にあるお尻の平らな骨(仙骨)の左右に4つずつあるくぼみ。ここを指などで刺激するだけで泌尿器の症状や腰痛の改善、EDにも効果があると言われています。
八りょう穴も自律神経をつかさどる副交感神経の束を直接刺激することができることから、リラックス効果も得られ、心因性EDにも効くと考えられます。
命門(めいもん)
背中にある命門(めいもん)は、へその真後ろで背骨の上にあるツボ。命門は、男性機能の回復改善を促すツボです。指で刺激するのも良いですが、温めることで身体全体が温まり、より精力的になるとのことです。更に泌尿器系の病気にも効くとのこと。
腎兪(じんゆ)
腎兪(じんゆ)は、命門から左右へ指2本分離れた位置にあるツボ。腎兪もまた、男性機能の回復改善を促すツボです。他にも内臓機能の安定や、腰痛にも効果があるのだとか。また腎臓および副腎の疲労回復にも効くとのこと。文字通りのツボですね。
パートナーとの相互マッサージが効果的
ここまで紹介してきたツボを自分で刺激しても効果はありますが、パートナーに刺激してもらうことで、より効果が上がると考えられます。
パートナーとお互いのツボを刺激し合うことでスキンシップが図られ、雰囲気が高まることで心因性EDの改善が期待されます。命門は冷え性の改善効果もあり、女性にも効くツボです。八りょう穴は生理痛に効くと言われています。ベットでうつ伏せになって刺激し合うと良いのではないでしょうか。
効果が得られなかったときは?
これらのツボを刺激しても効果が得られなかったという場合もあると思います。そんな時は医師の診断を受け、ED治療を初めてみることをお勧めします。以前にも触れましたが、EDは治療を受ければ改善される病気です。適切な診断を受けることがED治療の最善策と言えるでしょう。
またED治療薬を服用してみることもお勧め。ED治療薬はEDでない人が服用しても問題がないため、医師の診断を受けるのが恥ずかしいという方は通販などで購入し、服用を始めてみるのも良いかもしれません。
ED治療薬は正しい知識を持って服用すれば、効果的に機能し、快適なセックスライフを送ることが出来る薬です。難しく考えず、トライしてみてはいかがでしょうか。